草加に、藍染に着物の染色技法として1番有名かもしれない、藍染。デニムでもお馴染みですね。藍染自体の歴史は古く、聖徳太子の冠位十二階の紫は藍染だったという話も聞いたことがあります。草木染の一種で、抗菌作用が強いことから、武士の肌着や赤ちゃんの産着に用いられたり、燃えづらいことから江戸の火消しの半纏にも使われていました。地名にも紺屋町という地名が全国にあります。さて、色のイメージはなんとなくつきますが、他の草木染めと何が違うんでしょうか?大抵の自然原料の染色は、素材がその色をしており、色素を抽出するパターンが多いです。紅花などが有名でしょうか。藍の場合は、蓼という植物の緑の葉っぱに、ある成分とくっつくと青くなる素があり、それを人の手でくっつけてあげる...06Jun2025
京都、祇園祭を見に2023年7月祇園祭を見にこないかと、京都に本社がある問屋さんからご招待をいただき、お客様と観光に行ってきました。せっかく夏の京都、といえば暑いのなんの。日差しも強く、あまり風も動きません。人ごみもさすがです。06Jun2025
米沢に、染織体験に山形県米沢市。こちらに昔からお取引させて頂いているメーカーさんがあります。その名は「菅原工房」養蚕業から始まったこちらは、米沢紬を織るだけでなく、唯一無二の漢方薬での染色をされることでも有名で、朝鮮人参を使った下染は特許も取得されています。雪国の米沢は冬には何メートルも雪が積もり、新幹線が止まることもしばしば。寒い地域だからこそ、着物も人柄も暖かい。そんな菅原工房さんにお邪魔してきました。06Jun2025