着物でお出掛け

着物を着てお稲荷さん巡りに行こう!ここは赤坂・豊川稲荷東京別院!!

知ってますか?お稲荷さんといえば稲荷神社が多いですが、ここはお寺なんです。

愛知県にある曹洞宗のお寺で、荼枳尼天が祀られています。白い狐に跨る姿から稲荷と呼ばれたそう。


五穀豊穣、商売繁盛の神として、全国各地にある稲荷神社。

有名なところでは、伏見稲荷、笠間稲荷、豊川稲荷などがありますし、お寺や神社の中にひっそりと同居していることも多く、見かける機会は意外と多いです。金沢兼六園の中には、隕石にまつわる稲荷社もありました。


そういえば全国にあるものをよく三大〇〇と呼んで取り上げますが、三大稲荷というものは少し難しいことになっています。というのもどこの稲荷社も「伏見、豊川と並んで三大稲荷に数えられる」と自称しています。

それだけ地域に愛されて続いている歴史あるところが多いということですね。


立ち並ぶ奉納旗、壮観な数々の鳥居、境内には狐の置物が沢山。

他の神社、お寺にはない風情が、そこにはあります。

少し幽玄で不気味なところもありますが、霊験あらたかな空気を感じられます。


豊川稲荷東京別院は迎賓館のそば、赤坂にあります。都会の中心でアクセスもよく、

雰囲気も抜群ですので、ぜひお散歩に行かれてみてはいかがでしょうか。

おみくじ入りのお狐人形が可愛いので、お土産におすすめ。すべて手書きなのでみんな顔が違います。


というわけでここで前振りをして、下にブログとして最新版を更新していく。

できるかな

こんなのやってますよでちゃんと作っちゃう?


京都行ったやつとか

米沢のやつとか


今回は着物でお出かけ企画スペシャルバージョンと致しまして、工房見学ツアーを開催!


ご協力いただいたのは、当店でも大人気のアトリエ、「朔」です。

プロデューサーである平山博之先生と、友禅の職人兼デザイナーの平山優子先生のご夫婦で手がけられる作品は、他にないテーマ性とデザインのお着物ばかり。

そんな作品たちが生み出される現場を見に行ってきました!今回は体験記事パート1!


アトリエでは優子先生が中国茶でおもてなしてくださいました。優子先生は作品のモチーフとして古代中国の説話や色柄などを取材されることも多い方。実際に紙の世界だけでなく、実際の文化として触れていらっしゃるそう。

アトリエの内装はとても雰囲気が厳かな、京都らしい縦長の構造。手前が展示コーナーで奥が作業場になっています。飾られている装飾品の中で特に目を引くのは掛け軸。手書きの対の掛け軸には「朔」のテーマになっている新月と満月、古代中国の星座に阿吽の唐獅子が描かれていました。この獅子がまた可愛いんですよ。

奥の作業場では実際にお着物に筆を入れているところを拝見。次回に続きます。