JOURNAL

はじめまして、淺草遊粋の安永です

店長ブログ

着物と帯が並ぶ店内を背景にした淺草遊粋の店長ブログ自己紹介サムネイル

はじめまして。浅草の「きもの処 淺草遊粋」で店長をしております、安永です。

このたび、淺草遊粋のホームページを新しくしました。

初めての方にも必要な情報を見つけていただきやすいよう、着物のご相談やお手入れ、商品・催事、店舗へのアクセス、公式LINEへの入口を分かりやすく整理しました。スマートフォンからも見やすくなっていますので、ぜひ各ページをご覧ください。

新しいホームページに込めた思いや、便利になったポイントは、次の記事で詳しくご紹介します。

このたび、ホームページの中で店長ブログを始めることになりました。せっかく私の名前を出して書くのですから、着物の説明を並べるだけではなく、普段お店でお客様とお話しするときのような気持ちで、一つひとつお伝えしていきたいと思っています。

着物に興味を持ったばかりの方にも、長く着物を楽しんでこられた方にも、「少し聞いてみようかな」「今度、着物を出して見てみようかな」と感じていただけるような場所にしていきたいです。どうぞ肩の力を抜いてお読みください。

呉服屋は、少し入りにくい場所でしょうか

着物について相談したいことがあっても、「専門用語が分からない」「何を聞けばよいのか整理できていない」「何か買うと決めていないのに入ってよいのだろうか」と、店の前で迷われる方もいらっしゃると思います。

着物は洋服に比べて、名前の分からない部分や、説明しづらいことが多いものです。いただいた着物が自分に合うのか、昔のしみがきれいになるのか、帯と小物の色が合っているのか。気になっていても、どこから話せばよいのか分からないことは、決して珍しいことではありません。

私は、最初から相談内容がきれいにまとまっている必要はないと思っています。「この着物のことがよく分からない」「ここが少し気になる」という一言からで大丈夫です。お話や写真を見ながら、まず何を確認すればよいのか、一緒に順番を整理していきます。

着物には、その方の時間が重なっています

着物のご相談では、品物だけを見ればよいとは限りません。どなたから受け継いだものなのか、どのような場面で着たいのか、これからどのくらいの頻度で楽しみたいのかによっても、考え方は変わってきます。

同じ着物でも、「できるだけ今の雰囲気を残したい」という方もいれば、「今の自分に合わせて着やすくしたい」という方もいらっしゃいます。正解を一つに決めるのではなく、その方にとって大切なことを伺いながら、確認できる範囲をお伝えすることが大事だと考えています。

すぐに結論を出せないことや、現物を見なければ分からないこともあります。そのような場合は、分からないまま話を進めず、次に何を確認する必要があるのかをお伝えします。着物の相談に慣れていない方にも、置いていかれるような気持ちになってほしくないからです。

ご相談を伺うときに、私が大切にしていること

まず大切にしたいのは、お客様が本当に困っていることを急いで決めつけないことです。「寸法が合わない」というお話でも、着付け方で気になっているのか、お出掛けのときに苦しく感じるのか、仕立て直しまで考えているのかで、確認する内容は違います。

お手入れについても同じです。しみの場所や保管状態、いつ頃気づいたのかなど、分かることから伺います。写真で分かることもありますが、生地や加工の状態など、現物を見なければ判断できない場合もあります。写真だけで無理に結論を出さず、必要であれば店頭で確認する。そうした順番を大切にしています。

帯締めや帯揚げ、バッグや草履などの小物合わせは、もう少し楽しい気持ちでお話しできるご相談です。「この色が好き」「少し雰囲気を変えてみたい」という感覚を出発点にして構いません。着物は決まりだけで着るものではなく、ご自身が心地よく楽しめることも大切です。

浅草で、着物をもう少し身近に

淺草遊粋は、浅草公会堂の正面、オレンジ通り沿いにあります。浅草は着物姿で歩く方も多く、伝統を感じる場所と、日常の賑わいが一緒にある街です。その中で、着物について何か気になったときに立ち寄れる場所でありたいと思っています。

着物は、特別な日にだけ着るものと考えると、少し遠い存在に感じられるかもしれません。けれど、帯締めを一本変えてみること、季節に合う小物を考えてみること、手元の着物を久しぶりに広げてみることも、着物を楽しむ立派な入口です。

最初から何もかもそろえる必要はありません。今お持ちのもの、これからやってみたいこと、少し不安に思っていること。その一つひとつから、無理のない楽しみ方を一緒に考えられたらうれしいです。

この店長ブログでお伝えしたいこと

これからこのブログでは、着物や帯のお話、帯締め・帯揚げなどの和装小物、バッグや草履の合わせ方、お手入れや保管で気をつけたいこと、寸法について相談するときのポイントなどをお届けします。

また、着物で浅草を歩く楽しみや、公式LINEで相談するときにどのような写真があると分かりやすいかなど、実際に行動するときの助けになる内容も増やしていく予定です。難しい専門用語を覚えていただくことよりも、読んだあとに次の一歩が分かる記事を目指します。

ブログですべてを判断することはできませんが、「自分の場合はどうだろう」と考えるきっかけにはできます。気になることが出てきましたら、公式LINE、電話、店頭のうち、ご自身が話しやすい方法をお選びください。

どうぞ、気軽にお付き合いください

店長ブログという名前ですが、かしこまったものにはしたくありません。お店で私がお客様にお話ししているように、ときには基本的なことを丁寧に、ときには小物の色合わせの楽しさを、私なりの言葉でお伝えしていきます。

「こんな初歩的なことを聞いてよいのかな」と思うことほど、遠慮なくお聞かせください。着物を知る入口は、人それぞれです。このブログが、着物をもう少し身近に感じていただくきっかけになれば、店長として何よりうれしく思います。

これから、どうぞよろしくお願いいたします。きもの処 淺草遊粋、店長の安永でした。

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